クリスマス ボクらは生きて いるんだなぁ！
ここは誰もいないはずの（現世の）ブラックホール･スタジオ。しかし、クリスマスなので何かが起きてしまうし、誰かがやって来るのです。
犬サンタ-----…そうなのかワン。それは大変な事になったんだワン。ところでキミは誰なのかワン？
ネコ-----ただの野良猫だけど。Little Mustaphaはボクのことをネコ蒲団ってよんでたぜ。
犬サンタ-----ネコ蒲団くんかワン。面白い名前だワン！
ネコ蒲団くん-----まあ、そう言うなよ！ところで犬サンタ君は何しにきたんだ？
犬サンタ-----今年もリクエストがあったからプレゼントを持ってきたんだワン。それからおじいさまに頼まれたからLittle Mustapha達のプレゼントも持ってきたんだけど、死んでいるんだったらどうすれば良いのか、困ってしまうんだワン。
ネコ蒲団くん-----そうだなあ。でも死んでるからこうして部屋の中に勝手に入っても怒られないんだけどね。でも早く生き返ってくれないと、たまに遊んでくれる人がいないから暇なんだぜ。
犬サンタ-----死んだ人間は生き返らないんだワン。
ネコ蒲団くん-----そんなことないぜ。Little Mustapha達はまだ一回しか生きてないから、あと八回生きられるはずだぜ。
犬サンタ-----9回生きられるのはネコだけなんだワン。
ネコ蒲団くん-----そうなのかあ？！ガッカリしちゃうぜ、まったく。
犬サンタ-----そのとおりなんだワン。それに今回はご主人様からの手紙も預かってきたのにLittle Mustaphaが死んでいたら渡せないんだワン。困ったんだワン。これじゃあせっかく来たのに意味がないんだワン。
するとその時、部屋の扉が開いて何かが入ってきました。というか上の絵には描かれているので誰か（あるいは何か）はバレていると思いますが、ブラックホール君と白色矮星君です。
ブラックホール君-----そんなことはないんだなぁ！
白色矮星君-----ボクらのプレゼントを持ってきてくれたなら、それだけでうれしい事なんだけどね！
犬サンタ-----わぁ！今年も良い子にしていたマスコット達だワン！
白色矮星君-----今年はLittle Mustapha達が死んでしまったから自分たちでサンタへの手紙を書いたんだよ！
ブラックホール君-----一生懸命書いたんだなぁ！
犬サンタ-----解ってるんだワン！だからちゃんとプレゼントは持ってきてあるんだワン！
白色矮星君-----わーい！
ブラックホール君-----やったんだなぁ！
ネコ蒲団くん-----うらやましいなあ。こんな事なら手紙の書き方を教わっておくべきだったぜ。
犬サンタ-----そうなんだワン。残念ながら良い子にしていてもリクエストの手紙がないとプレゼントは貰えないんだワン。
ネコ蒲団くん-----次は頑張るさ！
白色矮星君-----それよりも、犬サンタ君。待ちきれないよ！
ブラックホール君-----そうなんだなぁ！
犬サンタ-----ああ、そうだったんだワン。それじゃあプレゼントを渡すんだワン。まずはこれ。「人体実験セット」だワン。
白色矮星君-----やったー！
犬サンタ-----それから「人体実験セット用の人体」だワン！
ブラックホール君-----今年もこれがないと人体実験が続けられないんだなぁ！
犬サンタ-----それからこれは「首狩り族の干し首作り入門」だワン。それから、これは「デスクローの手」だワン！
白色矮星君-----わーい！やったー。ありがとう犬サンタさん！
ブラックホール君-----ありがとう、犬サンタさん！
犬サンタ-----どういたしまして、だワン！
ネコ蒲団くん-----すげーなあ。でも、なんでそんなにプレゼントを貰えるんだい？プレゼントは一個って決まってるんだぜ。
犬サンタ-----そんなことはないんだワン。ペット・マスコット部門ではアメリカ方式を採用してるから、プレゼントは一個とは限らないんだワン。でもこれはLittle Mustapha達には内緒だワン！
ネコ蒲団くん-----そうなのかあ。でもLittle Mustapha達は死んじゃったから大丈夫だぜ。
犬サンタ-----そうだったんだワン。
ブラックホール君-----でもちょっと心配なんだなぁ。
犬サンタ-----何が心配なのかワン？
白色矮星君-----このままLittle Mustapha達が死んでいるとLittle Mustapha's Black holeは先に続かなくなるんだよね。でもマスコットとしてはもっと続いて欲しいと思っているんだよ。あんまり人気はなくてもLittle Mustapha達がいた頃は楽しかったからね。
犬サンタ-----それなら私たちで楽しくすればイイと思うんだワン！
ネコ蒲団くん-----それは良いアイディアだな、犬サンタ君！
ブラックホール君-----そうなんだなぁ！
白色矮星君-----それじゃあ、ボクらだけで楽しくするにはどうすれば良いか考えてみようよ！
犬サンタ-----そうするんだワン！
どうやらブラックホール･スタジオ（Little Mustaphaの部屋）はペット・マスコットの溜まり場になっているようですが、マスコットはマスコットでちゃんとLittle Mustapha's Black holeの事を考えているらしく、彼らでLittle Mustapha's Black holeを盛り上げる方法を考える事にしたようです。
それよりもLittle Mustapha達はやはり死んでいたようですが、どうなるのでしょうか。
白色矮星君-----うーん…。これは難しいね。
ブラックホール君-----難しいんだなぁ。
白色矮星君-----マスコットをやるだけでも大変なのに、さらに楽しくする方法を考えるのは難しいよね。
ブラックホール君-----そうなんだなぁ。
犬サンタ-----でも頑張らないといけないんだワン。頑張ったらきっとご主人様も褒めてくれるんだワン！
ネコ蒲団くん-----そうだぜ。何だって簡単にできると思ったら大間違いさ。だからここは最初から楽しくしようとしないで、これまでどうやって来たのかを考えた方が良いと思うぜ。
白色矮星君-----それは良い考えだね！ここは音楽サイトだからずっと音楽をやっていたよ。それから絵を描いたり、ゲームをやったり。
ブラックホール君-----本当は音楽以外が多いんだけどなぁ…。
犬サンタ-----それじゃあ、良い考えがあるんだワン！私がピアノを弾くからそれをみんなに聴かせたら良いんだワン！
ネコ蒲団くん-----すげえなあ…！犬サンタ君はピアノも弾けるのかい？
犬サンタ-----ご主人様と一緒に練習したからシューベルトが弾けるんだワン！
ネコ蒲団くん-----そうなのかあ。でも「ネコ踏んじゃった」じゃなくて安心したぜ！
一同-----アハハハハハッ！
ブラックホール君-----ピアノを弾くというのは良いアイディアなんだけど、ちょっと問題があるんだなぁ。
犬サンタ-----それはどういうことかワン？
白色矮星君-----音声ファイルは容量が大きいからすぐにサーバの空き容量がなくなってしまうんだよ！
ブラックホール君-----現実的な問題なんだなぁ…。
犬サンタ-----それは困るんだワン。
一同-----うーん…。
白色矮星君-----そうだ！ピアノよりももっと楽しいことがあるよ！
犬サンタ-----それは何かワン？
白色矮星君-----クイズをやるんだよ！
ブラックホール君-----みんなクイズは大好きなんだなぁ！
犬サンタ-----そうだワン！私もクイズは得意だワン。
ネコ蒲団くん-----それじゃあ、普通のクイズじゃなくてLittle Mustapha's Black holeクイズにすれば良いと思うぜ！
ブラックホール君-----そうなんだなぁ！それじゃあ、試しにやってみるんだなぁ！
白色矮星君-----それじゃあ、まずはボクがLittle Mustaphaクイズをやるよ！問題を出すよ。「趣味がゲームキャラのフィギュア集めで二体も持っているLittle Mustaphaですが、いったい何体のフィギュアをもっているでしょうか？」だよ！
ブラックホール君-----いきなり難問なんだなぁ…。
一同-----うーん…。
犬サンタ-----あっ！解ったんだワン！正解は二体だワン！
白色矮星君-----正解だよ！さすがは犬サンタ君だね。
ブラックホール君-----すごいんだなぁ。それじゃあ今度はボクがPrincess Black holeクイズを出すんだなぁ！「これまで22曲のシングル曲を発表して次が23曲目のPrincess Black holeの次のシングル曲は何曲目でしょうか？」だなぁ！
白色矮星君-----これまた難問だね！
一同-----うーん…。
ネコ蒲団くん-----あれ？！でもおかしくないかい？これはクイズなのにクイズになってないみたいだぜ。
犬サンタ-----よく考えて見るとそうなんだワン。
ネコ蒲団くん-----人間は狡賢いから、こんな問題はすぐに解けてしまうぜ。
ブラックホール君-----うーん…。楽しいことを考えるのは大変な事なんだなぁ…。
犬サンタ-----ところで、電話がかかってくるような気がするんだワン。
白色矮星君-----ホントだ、電話がかかってくるよ！
なにやら楽しいことになっているブラックホール･スタジオ（Little Mustaphaの部屋）ですが、盛り上がって来たところで彼らの特殊能力により電話がかかってくることを察知したようです。そして、察知したとおり部屋の電話が鳴り始めました。彼らはいつ電話が鳴り出すか知っていたのでLittle Mustapha達のように電話が鳴り出した瞬間にビクッとなったりはしません。
それはそうと、一体誰からの電話でしょうか？
犬サンタ-----電話が鳴っているけどどうすれば良いのかワン？
白色矮星君-----大事な用かも知れないから出てみるよ！それじゃあ、このボタンを押してハンズフリーで話せるようにしてみるよ！
白色矮星君も話の展開が解りやすいようにハンズフリーモードで電話に出てくれるようです。
白色矮星君-----もしもし、ボクは白色矮星君だよ！
電話-----「ちょいと、どういうことですの？あたくしはブラックホール･スタジオに電話をしたはずなんですのよ。それなのにどうして不思議な生き物や犬やネコがいるんですの？」
ブラックホール君-----ここはブラックホール･スタジオで間違いないんだなぁ。
犬サンタ-----クリスマスだからやって来たんだワン！
電話-----「でもLittle Mustapha達がいないのはどういうことなんですの？いつもと違うと調子が狂ってしまいますわ」
ブラックホール君-----それは、つまり。悲しいお知らせがあるって事なんだなぁ。
白色矮星君-----Little Mustapha達は死んでいるんだよ！
電話-----「ちょいと、そんな悪い冗談はやめてくださいな！」
ブラックホール君-----冗談じゃないんだなぁ。ここに死体が転がってるんだなぁ。
白色矮星君-----ウソだと思うなら見に来れば良いんだよ。
電話-----「まさか、そんな…。あの方達に限ってそんなことはあり得ませんわよ」
ネコ蒲団くん-----そんなこと言っても現実は変わらないんだぜ。
電話-----「…」
犬サンタ-----あっ、でも悲しんじゃいけないんだワン！死んでから一ヶ月以上経ってるけど、彼らはサンタの酒を飲んでいたおかげで、死体が腐ってグチャグチャでドロドロにはなってないんだワン！
電話-----「そんなことを言っても、それは悲しすぎますわよ。…でも解りましたわ。今年はLMBが10周年でしたし、そちらに記念の特製クレープを届けるように言ってあるのですけれど、それはあなた達で食べてくださいな」
一同（電話除く）-----わーい、やったー！
電話-----「それから、あたくしはこれから悲しみを乗り越えてクリスマスのスペシャルラジオ放送をやりますから、聴きながらステキなクリスマスを過ごしてくださいな。そして、もしもあたくしに用事があるのなら、あたくしのお屋敷の電話番号は666の…」
犬サンタ-----あれ？電話が切れてしまったんだワン。
ネコ蒲団くん-----きっと悲しくて最後まで話せなかったんだぜ。
白色矮星君-----悲しいクリスマスは良くないよ！
ブラックホール君-----そうなんだなぁ。だからボクらでなんとかしないといけないんだなぁ！
犬サンタ-----そうするんだワン！
ネコ蒲団くん-----その前にクレープが届いたみたいだから腹ごしらえだぜ。
犬サンタ-----そうするんだワン！
ブラックホール･スタジオ（Little Mustaphaの部屋）はなぜかペット・マスコット的に盛り上がって来たようです。ところで、やっぱり死んでいたLittle Mustapha達ですが地獄の方はどうなっているのでしょうか？