次は、次こそ、次こそは！
色々と終わってもまだパーティーは終わらないので、色々と話が続いているようです。
Dr. ムスタファ-----…ということなんだがな。こんな展開は読めなかったから、もう科学の話はネタがないんだが。
ニヒル・ムスタファ-----科学じゃなくてスケベ話じゃないのかよ。
Dr. ムスタファ-----私は一度もスケベ話なんてした事はないぞ。
ニヒル・ムスタファ-----気付いてないなら仕方ないけどな。
Little Mustapha-----それよりも、今日はカズコが出てくるとはなあ。日付が変わった時のあのデッカい音とかもカズコの仕業なのかな。
犬サンタ-----あれは地獄の基地の設備を利用したに違いないんだワン！一昨年に謎の声の主は退治したけど、そのアジトが見つからなくて困っていたんだワン。今日までずっと探してたけど、運良く見つける事が出来たんだワン。
マイクロ・ムスタファ-----でも気になることがあるのですが。コレまでもカズコは地獄から軍団を率いて登場したことがあったのですが。あの時のような方法でこの世界にやって来ることは出来なかったのでしょうか？
犬サンタ-----それは良い質問なんだワン。実を言うと我々の手に負えるぐらいの規模なら異次元世界からの移動は可能なんだワン。でもここのトイレの扉が開いてしまうと、その何倍もの勢力がこの世界に乗り込んできてしまう事になるんだワン。
ミドル・ムスタファ-----じゃあ、危ないところだったんですね。
犬サンタ-----ドラマはいつだって危機一髪なんだワン！そして、まだ油断は出来ないんだワン。カズコは地獄で禁断の力に気付いてしまったに違いないんだワン。
Little Mustapha-----でも、地獄の基地もなくなったし、もう大丈夫なんじゃないの？
犬サンタ-----そうかも知れないけど、解らないワン。カズコは次第に人間から人間でないものへと変化しつつあるって噂だワン。
ニヒル・ムスタファ-----すくなくともトイレの扉だけは渡さないようにしないとな。
Little Mustapha-----解ってるよ。それにトイレの扉を渡したら、ウンコも出来なければ読書も出来ないし。
ミドル・ムスタファ-----というか、トイレ以外でも本は読めますよ。
Little Mustapha-----だけど、トイレが一番読みやすいんだよ。ソファとか椅子とかだと肩が凝るし。
Dr. ムスタファ-----蛍雪の功ってやつだな。クリスマスらしい。
ニヒル・ムスタファ-----なにがだよ。だいたいそのことわざとトイレと何も関係ないしな。
ミドル・ムスタファ-----ただ、本を読むことに関してはビミョーにあってたり。
Dr. ムスタファ-----それに雪も出てくるから、科学的にはクリスマスなんだよ。
ニヒル・ムスタファ-----たまたまあってただけだろ。
Little Mustapha-----そんなことより、みんな見てよ！ほら、雪だ！
一同-----うわーっ！ホントだ…、って雪なんか降ってないじゃないですか！
Little Mustapha-----そうなんだけど、降ってたら丸く収まると思ってね。
ミドル・ムスタファ-----というか、自分でも自分に突っ込んでましたしね。
Little Mustapha-----なんだバレたか。
マイクロ・ムスタファ-----そんな事よりも、みなさん。あれを見てください。
Little Mustapha-----なんだ？もう雪には騙されないぞ。
マイクロ・ムスタファ-----そうではなくて。そこの留守番電話が。
一同-----アッー！
Little Mustapha-----というか、もうこれ以上事件は起きないよね？
ニヒル・ムスタファ-----まあ普通はそうだけど。事実は小説よりダラダラ続くっていうぜ。
Dr. ムスタファ-----そんなことわざはないがな。
ニヒル・ムスタファ-----今のはネタだからイイんだよ。
Little Mustapha-----まあまあ。とにかくここは聞くしかないよね。ランプが点滅してると気になるという事もあるしね。それじゃ、ピッ！
留守番電話-----ゴゴゴゴゴ…ゼン、イッケン…。ピーーー！「ちょいと、なんなんですの？！ファンのみなさまからのメリークリスマスのメールを読もうと思ったら、LMB宛のメールが沢山届いているんですのよ。まさかあたくしに嫌がらせじゃないでしょうね？あなた方のところへ転送しようとしても上手くいきませんし、一体どうなっているのかしら？イヤになってしまいますわ。もしもあなた方に事情が説明出来るとか、謝罪するつもりがあるのならあたくしのお屋敷に電話をかけるんですのよ。電話番号は666の…」ピー！メッセ・イジオ・ワリ！
犬サンタ-----アッ、しまったんだワン！さっきネットワークをいじってから元に戻すの忘れてたんだワン！
ミドル・ムスタファ-----それでプリンセス・ブラックホールのところにメールが届いてるんですか？
犬サンタ-----そうみたいだワン。今直すから待ってるんだワン。
ニヒル・ムスタファ-----でもおかしいぜ。Little Mustapha's Black-hole にそんなに沢山メールが来るわけないだろ。
Dr. ムスタファ-----うーん。それは科学的な意見だ。
犬サンタ-----直したからもう大丈夫だワン。
Little Mustapha-----じゃあ、なんか気になるし調べて見ないとね。…あっ、またしても大量のメールが！…でもさっきよりはまともな件数だな。でもここに送られてくるメールとしては多すぎるけど。
ニヒル・ムスタファ-----何を一人でブツブツ言ってるんだよ。どうせまたスパム業者に見つかっただけなんじゃないか？
Little Mustapha-----いや、このメールフォームは対策がけっこう出来てるから、スパムはほとんど無いんだよ。つまり普段はLittle Mustapha's Black-hole宛のメールなんて来るワケない！
ミドル・ムスタファ-----そんなことでビミョーに怒ってないで。何のメールが届いてるんですか？
マイクロ・ムスタファ-----なんだか私は去り際のサンタ君の言葉に引っかかるものを感じるのですが…。
Little Mustapha-----とにかく読んでみるけど。…ふむふむ。…なるほど。
ミドル・ムスタファ-----なにが書いてあるんですか？
Little Mustapha-----まあ、さっきと同じようにメールじゃなくて、ネットというか SNS とかに書き込まれた感じの内容なんだけど。今回はサンタ君に続いてサンタ君を助けた人も大人気になってるみたいだな。
ニヒル・ムスタファ-----ああ、あのエージェント達か。顔はよく見えなかったけど、キビキビしてるし、ああいうのは格好いいからな。
ミドル・ムスタファ-----そうなんですか？でもサンタ君が好きな人達の好みとは違うというか。ああいうのは男の子とかが憧れる感じですよ。
Little Mustapha-----うーむ…。どうやらそのようだけど。さらに読んでみると、言葉巧みに交渉してサンタ君を助けるのに貢献した謎の人物というのがいることになってるんだよね。
ミドル・ムスタファ-----それって、もしかして…。
Little Mustapha-----でも、あの電話のやりとりはどこにも漏れてないはずだし。
ニヒル・ムスタファ-----まあ、言葉巧みじゃなかったしな。
Dr. ムスタファ-----でも、なんでも知ってるストーカーみたいなファンがいるんじゃないか？
ミドル・ムスタファ-----だとしても地獄までは無理ですよ。
Dr. ムスタファ-----じゃあ、誰かが勝手に想像した話が現実に似ているとか、そういう科学かも知れないな。
ニヒル・ムスタファ-----まあ良かったじゃないか。それがキミだって事になればキミも大人気だし。
Little Mustapha-----いや、そうじゃなくてね。その謎の人物とサンタ君が恋に落ちる展開が良い、という流れになってるみたいなんだけど。
Dr. ムスタファ-----なんだそれは？キミが男だって事は解ってないのか？
ニヒル・ムスタファ-----そうじゃなくて、あの人達はそういうのが好きなんだぜ。
ミドル・ムスタファ-----でも実際にそんな事になるワケじゃないから問題ないですよ。
Dr. ムスタファ-----でも運命に導かれてそんな事になってしまったりな。
ニヒル・ムスタファ-----ああ、あり得るな。
Little Mustapha-----ちょっと！それは全然科学的じゃないんだし！そんなのダメ！絶対！
白色矮星君-----ウィエク・ミー・アップ！ビフォー・ユー・ゴー・ゴー♪だね！
ブラックホール君-----ウキウキ・ウェイク・ミー・アップなんだなあ！
犬サンタ-----アッ！正式なマスコット達なんだワン！メリークリスマスなんだワン！
白色矮星君とブラックホール君-----メリークリスマース！
Little Mustapha-----なんだ、急に？
ミドル・ムスタファ-----というか、今日はその歌よりも「ラスト・クリスマス」の方が良いんじゃないですか。
白色矮星君-----でもワムなんだよ！
ブラックホール君-----ジョージ・マイケルなんだなぁ！
ニヒル・ムスタファ-----ああ、そういうことか。
Little Mustapha-----ちょっと！なんでそんな不吉な歌を歌うんだよ！
ミドル・ムスタファ-----その前になんで出てきたんですか？まさか、さらなる問題が発生してるとか。
白色矮星君-----それはないから大丈夫だよ！
ブラックホール君-----赤色巨星君が出てきたから、ボクらが出てこないワケにはいかないんだなぁ！
Dr. ムスタファ-----なんだ、そんなことか。でも出てきただけじゃ科学的に意味がないだろう？
白色矮星君-----意味はあるんだよ！
ブラックホール君-----もうダラダラ長すぎだから、そろそろ終わりにするように言いに来たんだなぁ！
Little Mustapha-----でもこのまま終わったら、なんか怪しい展開の前振りで終わっちゃうし。そんなのは困るん…。
白色矮星君-----それじゃあ、みんな！来年のクリスマスも楽しみにしていてね！
ブラックホール君-----そして、良いお年をだなぁ！
Little Mustapha-----ちょっと、ダメだって！
犬サンタ-----それじゃあ、終わりだワン！
ということで、パーティーは続くようですが、話はここでオシマイ。
それにしても不安要素ばかりを残して終わった今年のクリスマスのサンタ・ネタ。本当に来年こそはプレゼントが貰えるのか。はたまた BL ペケマス・スペシャルとして新展開があるのか。どうぞお楽しみに。
そして次回は年明けなのか、年内なのか？というクイズ特集かも知れません。