ウスガタ2
「この暑さには早いとこお引き取りいただきたい。イラガマン!」
「やっぱり来たかイラガマン」
「エムゾネス。B-CASカードを入れる向きが上下逆さまな感じになっているとは、卑怯だぞ!」
「ハハハハ。それだけではないぞ、イラガマン。見ろ!画面の角度が調節できないから床置きではテレビが見づらいぞイラガマン」
「なに!?そうだったのか...。イラガマシン・DIY!」
「まさかテレビ台を自作するつもりなのか?おのれイラガマンめ。引け!退却だ。...ハムスター教授に失敗の報告をしなければ...♡」
こうしてイラガマンの活躍により、猛暑の中の部屋は片付けられ、無事に新しいテレビを設置することが出来たのである。しかし、古く巨大なブラウン管テレビを持ち上げた時、もっと地デジ化に反対すべきだったという後悔の念を腰の辺りにヒシヒシと感じだイラガマンであった。
たとえスポーツ中継しか見るものが無くても、秋になって高画質でゲームができるその日まで、イラガマンの戦いは続く。
<!-- なんだこれ?!-->
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