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海辺のモンマルトル

 前回ナンダちゃんによって予告されたMUSEUMのコーナーであるが、一体何が起こるのであろうか?

120527_1.jpg
いつものiPod touch絵なのだが、いつもと違うタッチで描かれたのはちょっと本気のモンマルトル先生ことミス・プリミティヴである。

 タイトルはこの記事のタイトルと同じく「海辺のモンマルトル」である。それはつまりミス・プリミティヴは海辺にいるということだが、絵からはその光景は伝わってこないのである。

 それはそうと、彼女が図工を教えている小学校で4年生の生徒達が遠足で行った場所が気になっていた彼女は、画材を持って小旅行だったのである。

 いつものようにプリミティヴなので服を着ていないように見えるプリミティヴな服を着ていったのだが、事前に警察の許可を取ってあるので騒ぎにはならないのである。
 ミス・プリミティヴは反社会的な行動がアートである、というような意見には反対なのでそういう所はちゃんとしているのである。

 そしてプリミティヴなアートが専門のミス・プリミティヴでもあるのだが、時には基本に返って風景をスケッチしたりするのである。

 森に囲まれたマリーナへやって来たミス・プリミティヴであったが、そこで思わぬ出会いが待っていたのである。

 マリーナでヨットの整備をしていたのはモンマルトルの雰囲気が漂う、大人の色気を持った男性だった。彼はミスター・モンマルトル。日本に戻ってくる前は貿易会社のフランス支社長をしていて、モンマルトルにも詳しかった。

 ミスター・モンマルトルからあふれ出るモンマルトルな雰囲気に思わず声をかけてしまったミス・プリミティヴ。ミスターモンマルトルも絵画や芸術には興味があるようで、二人の会話は弾んだ。

 そして、これはもしや「モンマルトルに春が来たのか?」という状況になってきた時である。ミスター・モンマルトルの美しい妻であるマダム・モンマルトルがやって来て、二人はそのままヨットに乗ってクルージングへ出かけてしまった。

 別れ際に「またどこかでお会いしましょう!」という、全然そんなことでもなかった挨拶をしたミスター・モンマルトルであったが、ミス・プリミティヴは黙って入り江から消えていくヨットを眺めるしかなかった。

「まあ、そうよね...」

とミス・プリミティヴがつぶやいた時に時空の裂け目からナンダちゃんが現れて「なんだ...」と言ったのは言うまでもない。

<!-- nandaChan.gifnandaChan.gifnandaChan.gifだ...。-->

 どうでもイイが目の前のヨットがなくなってしまったので、スケッチの構図が滅茶苦茶になった!と思っていたミス・プリミティヴである。

 そして、森に囲まれたマリーナとiPod touch絵と言えば何か?といえば、アレしかないので、イロイロと掲載されるかも知れないのである。

 お楽しみに、である。

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